オーロラ観測の準備で一番悩むのが「何をどこまで持っていくか」ですよね。
オーロラ観測は、ひと言でいうと極寒の屋外でひたすら空を見上げて待つ活動です。楽しめるかどうかは、装備の準備でほぼ決まると言っても大げさではありません。
私は年末年始のアイスランド旅行で、ツアーと街中の両方でオーロラを観測してきました。この記事では、その実体験をもとに持ち物・服装リストをまとめます。
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まず結論:持ち物チェックリスト
以下は、私が実際にアイスランドへ持って行った装備の一覧です。
防寒の基本装備
- ニット帽・ネックウォーマー・手袋
- 防風性のあるアウター(マイナス10℃対応を目安に準備)
- 脱ぎ着しやすい重ね着(レイヤリング)一式
- グリップ性のある滑りにくいシューズ
待ち時間を支える小物
- 使い捨てカイロ
- スマホ・カメラの予備バッテリー
- 温かい飲み物を入れた保温ボトル(水筒)
服装の基本は「風対策」のレイヤリング
出発前の私は気温ばかり気にしていましたが、現地で思い知ったのは風の強さでした。気温自体は東京の真冬と大差ない日もあるのに、風が吹いた瞬間に体感温度が一気に下がります。
そこで重要なのが、脱ぎ着しやすい重ね着(レイヤリング)です。
- インナー: 保温性のある上下。肌を露出させない土台
- ミッドレイヤー: フリースやダウンで空気の層を作る
- アウター: 一番外は防風性重視。ここが弱いと中に何を着ても風で冷える
私はマイナス10℃に耐えられる想定で防寒具を準備して行きました。じっと立って空を見上げて待つ時間は歩いている時より確実に冷えるので、この基準で準備しておいて損はないはずです。
小物こそケチらない
ニット帽・ネックウォーマー・手袋の3点は必須です。露出した皮膚から熱がどんどん逃げるので、「あれば安心」ではなく「ないと待てない」レベルだと思ってください。
手袋はタッチパネル対応が便利です。オーロラが出た瞬間はスマホを触りたくなるので、手袋を外さずに操作できるかどうかで快適さが変わります。
足元は「滑らない」を最優先
冬のアイスランドは路面が凍結している場所が多く、私はグリップ性のあるハイキングシューズで行きました。夜の観測スポットは足元が見えにくいので、滑りにくさは防寒と同じくらい重要です。
撮影機材はどこまで必要?
この記事のオーロラの写真はミラーレス一眼で撮影したものです。はっきり出たオーロラなら、街明かりがあっても十分写ります。
一方で、観測が主目的なら無理にカメラを揃える必要はないと思います。カメラより優先したいのは予備バッテリーです。Appleの公式サポートでも、低温環境ではバッテリー駆動時間が一時的に短くなると案内されており、私も予備バッテリーを持参して行きました。肝心な瞬間の電池切れが一番悲しい失敗です。
観測のコツ:装備以外で知っておくべきこと
オーロラは「運」。ツアーの再参加制度を確認する
私が参加したオーロラツアーでは、うっすらとしたオーロラしか見られませんでした。天候と太陽活動次第なので、こればかりは運です。

ツアーの夜の実際の写真がこれです。ただ、アイスランドのオーロラツアーは見られなかった場合に追加料金なしで再参加できる会社が多いです。予約前にこの制度の有無を確認しておくと、1回目が不発でも諦めずに済みます。
街中でも見えることがある
意外だったのがこれです。ツアーではうっすらしか見えなかったのに、後日宿の近くの帰り道で、肉眼ではっきり見えるオーロラに遭遇しました。冒頭の写真がまさにその夜の1枚です。

その夜の観測の様子です。「オーロラ観測=郊外まで行くもの」と思い込まず、滞在中は毎晩空を気にしておくことをおすすめします。
予報チェックに現地の通信環境は必須
オーロラ観測は雲量と活動予報のチェックが命です。夜に予報サイトを何度も見ることになるので、現地でストレスなく使える通信手段を確保しておきましょう。
私はeSIMのtrifaを使い、アイスランド各地で問題なく繋がりました。
まとめ
- オーロラ観測は極寒での待機戦。装備で満足度が決まる
- 服装は防風アウターを軸にしたレイヤリング。風対策が最優先
- ニット帽・ネックウォーマー・手袋は「ないと待てない」必須品
- カメラは必須ではない。カイロ・保温ボトル・予備バッテリーは私も持参した安心セット
- ツアーの再参加制度を確認しつつ、街中でも毎晩空をチェック
準備さえ整えれば、オーロラ待ちの時間も含めて楽しい思い出になります。旅程全体の様子は冬のアイスランド旅行記にまとめているので、あわせてどうぞ。